実はすごいんです

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またドラえもんの話なのだけれど。
古本屋でさいきんコンビニで売られてる装丁のものが、さらに100円だったので、つい買ってしまった。

のび太くんのダメ〜なところが満載なものだったのだが。

しかしどうしてのび太くんは (実はすごい)、っていうことが刷り込まれてしまっている。普通に映画での彼は一味違うぜ、って感覚ではなくって。

ずうっと頭から離れないエピソードがある。
それはのび太くんが家出をするという話で、ドラえもんから強引に道具を持ち出して無人島で暮らし始めるというもの。普段であればなんとかドラえもんに救出してもらうというところに落ちつくのだが。

「ついに十年たった」

と来て、ええっ! となった。
それでも最後はドラえもんに助けてもらって、元の生活に戻るのだけど。

それからはなんだかんだとダメなことやってても、彼はたった独り無人島で十年生き抜いたんだから、と思うようになってしまった。
ぼくにとってあのエピソードは失敗だったのではないかな。

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