見てはいけないと思っているものがつい目に入ってしまうというのはよくあることで。
昨夜電車内でふと視界に携帯でメールを打っている画面が見えた。
「とつぜんですが、卒業しました」
こんな時間にそういったメールを書いているということは大学生かなと思った。いけないと思いすぐに目を逸らしたわけだけれど。
少ししてから、体の方向を変えたときにまたその人の携帯ディスプレイを見てしまう。
・・・ 「わたしがコギャルだったころ」
お姉さんこぎゃるだったのね、と心の中でツっこんだ瞬間その携帯を持っている人も見えた。それまでは車内が混雑していたので、どういう人がそんなメールを打っているのかは見えていなかった。
どー見ても、40過ぎのオバさん、
いや、そういう言い方は40代の方に失礼なのか。見た目が、40過ぎ且つ、オバさん。
アナタがコギャルだったときには、きっと「コギャル」という単語は無かったろうに、とまたツっこみを心の中だけでして。
考えたのは、年齢を (本人曰く) ちょっとだけ詐称して出会い系サイトに参加してるのかなーと。
「すごくアナタに会いたくなったの、これから会わない?」なんつって、
男の方も下心ありありで待ち会わせ場所に来てみたら、オイオイなんじゃこりゃ、ってなって。
でもその男性、ちょっと気の弱いタチだったもんで、面と向って突っこみも入れられず。
ズルズルと最後まで行ってしまうパターン?
うーん不幸だ、カレ。
ひとつどうしても気になるのは、オバさん一体ナニから卒業したことにするつもりだったのだろう。


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